マーケター視点の株式投資

マーケティングの仕事をしています。マーケター目線から見たときの投資にまつわることを書いていきます。

Moneyforward(マネーフォワード)で交通費を記録する方法~小田急カードPASMOオートチャージについて~

みなさま、マネーフォワードはお使いでしょうか?
CMでもオリラジがやっていますが実際使ってみるとかなり便利です。
私は主に収支分析と現在の保有資産確認に使っています。
investor-n.hatenablog.com

ただ、一つ難点がありまして、
交通費は手入力をしなければいけないという問題があります。
チャージの場合はその都度、財布から「交通費 1,000円 」のように入力しなければいけません。
Androidの場合はsuicaPASMOの読み取りができるらしいですが、iPhoneの場合はそれもできません。

なので、解決法としましては、suicaもしくはPASMOオートチャージにするという方法で解決できます。

私の場合は小田急カードでそれを実践しています。

小田急カードの特徴としては、

というようなポイントの付き方ができます。


オートチャージとは

一言で言うと、「PASMOの残額がある金額を下回ったら、クレジットカードから設定した金額を自動でチャージしてくれるという機能」です。
例えば、ある金額を1,000円と設定し、チャージする金額を1,000円とした場合、残額が800円の時改札を通ろうとすると1,000円が自動でチャージされ、残額が1,800円となります。
そのため、改札を抜けようとした時、引っかかることがなくなります。

メリットとしては、手動でチャージする手間を省けるという点と、クレジットカードからなので使った金額が記録されるという点です。
また、今回のテーマであるマネーフォワードで交通費を記入できます。

オートチャージの申し込みフロー

まず、前提として

の2つが必要となります。

小田急ポイントカードは

こちらのバナーから取得できます。

PASMO
様々な駅の券売機で購入できます。この時の注意点としては記名PASMOにする必要があります。
すでに持っているPASMOが無記名である場合、券売機で変更できます。

それぞれ用意できたら、

  1. 申込書の記入・送付
  2. ご案内ハガキの受け取り
  3. 駅で手続き

というフローでオートチャージが可能となります。

申込書の記入・送付

PASMOオートチャージサービス入会申込書」が駅に設置のラック等に設置されています。それに必要事項をご記入し、ポストに投函します。

ご案内ハガキの受け取り

お申し込みから約4週間で、PASMOオートチャージサービスの受付完了のご案内ハガキが、申込書に記入された住所へ送付されます。

駅で手続き

ご案内ハガキが届いたら、申し込みされたPASMOとそのハガキを各駅の窓口へ持っていき、PASMOオートチャージサービスの利用設定処理をします。
設定完了後、オートチャージサービスができます。

ポイントについて

チャージ時に200円につき1ポイントが貯まります。
例えば、1,000円をチャージする場合、その度に5ポイントが貯まります。

マネーフォワードとの連携について

こちらは小田急ポイントカードを設定することで、
自動でチャージされた金額が記入されていきます。

まとめ

もし、交通費の記入に課題を感じている方は、オートチャージ設定をすることで自動記入してみてはいかがでしょうか?

1/30 ~ 2/1までに注目した経済ニュースまとめ。

金融関係ニュース

東芝関連の記事では不正会計による提訴が。
投資信託等を扱う銀行が、その不正会計により損害を被ったとのこと。
波及効果が個人投資家にも向くことから無視できないニュース。


ふるさと納税がうまくいったという記事。


ベンチャー・企業関連ニュース

ライザップはどれくらい前からダイエットとファッションのつながりを考えていたのだろうか。。

投資先の一つとして注目。

通販の中でも珍しいBtoB商材をメインとした企業の好調さについて。


研究技術ニュース

半導体技術とエネルギー系技術について。

AI関連ニュース

本ブログでも注目しているAI技術について、
FOLIO」は「THEO」との二刀流での利用を検討。
両者を戦わせるような記事をレポーティングしたいところ。


ロボアドバイザーの関連記事

investor-n.hatenablog.com
investor-n.hatenablog.com


ロボアドバイザー「THEO」に入金開始。その運用と結果を公開していきます。

ロボアドバイザーサービスである、「THEO」について、
実際に運用を開始したのでこれから一週間刻みほどで収支を報告していこうとおもいます。

THEOについてはこちらの本がよくわかります。

ロボアドバイザーの資産運用革命

ロボアドバイザーの資産運用革命

この本についての紹介はこちらの記事を。
investor-n.hatenablog.com

資産運用方針

というわけでまずは資産運用方針の作成から入ります。
年齢や目標等いくつかの質問に答えた結果、私は下記のような資産運用方針になりました。

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「値上がり益重視の「グロース」に配当・利息重視の「インカム」、インフレ対策の「インフレヘッジ」を組み合わせた資産運用方針を提案します。」

という文言から

  • グロース 48% : 株式中心に運用
  • インカム 27% : 債券中心に運用
  • インフレヘッジ 25% : 実物資産中心に運用

となりました。

それぞれの説明は一旦置いておきます。
基本的には値上がりによる、キャピタルゲインを利益の中心とした運用となりそうです。

ポートフォリオ

運用方針からさらにその組み合わせとなるポートフォリオが作成されます。
それは次のようになりました。

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先進国株が47%と、比較的大きな割合となっております。
色分けがされているので、
何がグロース・インカム・インフレヘッジに効くのかがわかります。

シミュレーション

こちらはポートフォリオと過去のデータをもとに収益予想がされております。
過去のデータ
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未来のシミュレーション
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このシミュレーションによると、
100万円を運用した場合、
2022年には最大で、2,420,000万円になるという予想がでました。

まとめ

100%信頼してはいないですが、現在のAI状況とこちらのポートフォリオがうまくいくのか、
収支を報告しつつ見ていこうとおもいます。

ロボアドバイザーの意義、そしてそれを生み出す想いについて「ロボアドバイザーの資産運用革命」

ロボアドバイザーの資産運用革命

ロボアドバイザーの資産運用革命

こちらの本を読みました。

www.money-design.com
お金のデザインという企業の方々が書いた本で、
ざっくり説明すると、ロボアドバイザーの意義や起業までの想い等が書かれております。
さらに、投資をすることの意義まで包括されている書籍です。

年齢・フェーズによる投資の意味合いや、
インフレリスクによる投資の意味合いなど、投資自体の意味がわかります。

また、この本を読むまでロボアドバイザーの本質がわかっていなかったことに気付きました。
さらに、その本質を理解し、メリットを理解したうえで、ロボアドバイザーのサービスを使うべきだと。

バランス型の投信や、ファンドラップとの違いもわかります。

現在、ロボアドバイザーサービスの利用について迷っている方は一読するべきです。

マーケター視点として一番秀逸だと感じたのは、お金のデザイン社が提供している
「THEO」
に預けたくなると感じたこと。
つまり、本を出し読ませることはそれ自体がマーケティング活動だということに気付きました。

theo.blue


三菱UFJが一歩リード? / 2016年にリリースされた人工知能x金融機関のプレスリリースまとめ

ニュースリリースや記事まとめ

2016年にリリースされた、記事をまとめてみました。
テクノロジー活用(人工知能活用)の観点から企業分析をします。

2016年5月8日 三菱UFJ信託 AIが運用する投信

www.nikkei.com

こちらは投資信託の運用をAIが行う仕組みについてのニュース。
アドバイザーではなく、実際に運用を行う点がポイント。
記事によると運用金額をKPIとしており、成績については言及がなかった。
PDFではあるが、数理科学を利用するクオンツ運用に関するリリースも。
http://www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/pdf/u201606_1.pdf


2016年6月12日 三井住友銀行 AIによる金融商品提案

www.sankei.com
こちらはロボアドバイザー的に人工知能を活用するというリリース。
アンケートを利用した脳科学的にもアプローチをし、
顧客のリスク許容度等の投資パターンを理解した上で提案をする。

www.smbc.co.jp
他にもAIを活用したセキュリティ強化を行う。


2016年8月5日 じぶん銀行xベンチャー企業 AIを活用した外貨預金サポートツール

人工知能(AI)を活用した外貨預金サポートツールの開発検討について、「MUFG Fintech アクセラレータ・プログラム」参加ベンチャーのAlpacaDB, Inc. と合意 | じぶん銀行
Alpacaという企業と組み、外貨預金に関するサポートツールを人工知能技術を利用して開発。
ディープラーニングを利用し、徐々に賢いシステムになっていくようなシステムとなっている。
Alpaca inc. についてはこちらから。
会社情報 | アルパカ



2016年9月2日 三井住友FG カード不正利用をAIで検知

www.nikkei.com
記事のタイトルはカード不正利用をAIで検知とあるが、
実際に記事をみたところ、様々な分野でAIを用いると書いている。


2016年9月16日 みずほ銀行xソフトバンク AI活用の融資

www.nikkei.com
こちらは、顧客分析としてのAI活用。
顧客ごとの返済能力をデータとし、AIによる貸付上限や金利を決める。
審査にかかる時間を短縮することで、顧客獲得やコスト削減をめざす。

AIの活用方法について

上記までの活用方法を見る限り、

  • ロボアドバイザー
  • 運用の自動化
  • 顧客分析

これらが主な活用用途となっています。
おそらく、難易度としては運用の自動化が最も高いと思うので、
人工知能活用としては、
三菱UFJが一歩リードなのではないでしょうか?

金融 x 人工知能がわかる「人工知能が金融を支配する日」について

金融における人工知能の使われ方について調べていくと、こちらの本が目にとまりました。

人工知能が金融を支配する日

人工知能が金融を支配する日

詳しい内容はネタバレになるので、伏せるとしますが、
実際に金融業界において人工知能がどう使われているかがわかる本となっております。

日本国内でのFintechと海外でのFintechではそのレベルについても書かれております。

具体的には、
日本国内での人工知能の使われ方は、メインはロボアドバイザー的側面が大きいです。
投資ポートフォリオを提案するなどが主な使われ方です。

一方、海外特にアメリカでの人工知能の使われ方はトレーディングがメインとなっております。
その中でどんな会社がその先端を走ってきたか、具体名を出して紹介しております。

おおむね、金融 x 人工知能についての歴史を知るには良い本かと思います。

中盤には人工知能の技術的側面にも注目して書いておりますが、
もともと技術畑の人からすると物足りない内容です。

個人的にはもう少し時系列で書いてくれるとわかりやすいだろうなと思いました。

金融 x 人工知能についてはベーシックに書かれているので、
それらの導入には良い本なので、初心者におすすめです。

1月29日現在のポートフォリオについて

現在私が保有している投資信託ポートフォリオについて紹介します。

運用型別の保有割合

インデックス型 : 66.7%
アクティブ型 : 33.3%

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この割合にしているロジック

  • 積立メインで行っていること。
  • アクティブ型で大きな勝ちを狙っていること。

今後の戦略

  • アクティブ型を増やし、もう少しハイリスクハイリターンを狙う。
  • REITや債権など積立に向けた分散も行う。

投資対象別の保有割合

日本株式型 : 66.7%
先進国株式型 : 33.3%

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この割合にしているロジック

  • 自国なため、動きが読みやすい日本株式型をメインに。
  • しかし、日本のみでは分散されない。

今後の戦略

  • 先進国株式型をもう少し上げる。
  • グローバル型や新興国型にも注目する。