マーケター視点の株式投資

マーケティングの仕事をしています。マーケター目線から見たときの投資にまつわることを書いていきます。

パッシブ運用(インデックス運用)をするなら最低限知っておきたい日経平均株価とTOPIXについて

投資信託には、アクティブ運用とパッシブ運用があるという記事を以前書きましたが、
investor-n.hatenablog.com
パッシブ運用を把握するために、理解しておきたい2つの概念について説明します。

改めて、投資信託におけるパッシブ運用は特定の相場に合わせて目標を決めるような運用方法となります。
その時によく使われる2つの国内株式の指標について説明します。

日経平均株価について

東証1部に上場している銘柄の中から選んだ225銘柄の平均株価が日経平均株価となります。
そのため日経平均株価は日経225ともよばれます。
代表的な企業は、
食品系であれば、サッポロ・アサヒ・キリン
繊維系の東レ
自動車系ではトヨタ日産自動車
情報通信系ではNTTやソフトバンク
等などの企業で日経平均株価を構成しています。
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TOPIXについて

東証株価指数をアルファベット表記したものを「TOPIX」といいます。
東証一部に上場する全銘柄を対象とする株価指数で、昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、
その後の時価総額を指数化したものです。

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【補足】NT倍率について

こちらは日経平均株価TOPIXで割って出した指標です。
倍率が上がる場合は、日経平均
倍率が下がる場合は、TOPIXが高いことをしめします。

改めて、2つの関係を示すと、

日経平均株価 TOPIX
銘柄 一部から225銘柄 一部の全て

となります。
そのため、日経平均株価が高い(NT倍率が上がる時)は225の銘柄の株価が全体より相対的に高くなっていることを表します。