投資の観点を技術に向けて考えてみる。インテルの株価や技術動向を考察。
資産から見る会社の強み
みなさまは事業を開発するにあたって、何を考えますでしょうか?
例えば、
「〇〇という業界に〇〇という切り口で新規参入する」
という事業があったとします。
もちろん、「どこの地域でやる」という観点もあるかと思います。
そうやって企業は新しいことにチャレンジし、業績を伸ばし、
応援する投資家が増えることで、企業の価値を高めていきます。
その中でも私が事業開発として重要な観点として見るところは、
「資産を如何に活用するか」
です。
仮に資産を Asset という変数で表すとすると、
売上は、
売上 = α x Asset + β
という構造になります。
つまり、すでにある資産に係数をかけたものが、売上を構成する一つになるということです。
左の式からコストを引いて、利益にした場合、
売上 - コスト = α x Asset + β
定数αは ROE (自己資本利益率) といいます。
では、その資産にはなにがあるでしょうか?
企業が持つ資産とは
よく個人が持つ資産は、
- 現金
- 株
- 不動産
- 投信
- etc
があります。楽天ポイントなどのポイントも資産と考えていいでしょう。
現金で他の資産を購入し増やすことが投資の一つといえます。
一方企業がもつ資産もほとんど変わりませんが、上記に加えて、
- 技術
があります。
つまり企業は技術をどう活かすかによって売上を伸ばす活動をします。
会社の初期は現金を技術に変える動きをします。
上記より、
この企業がどういう技術を保有しているかという観点で投資をすることは有効であるといえます。
技術の分類
企業が保有する技術はその性質により下記に分類されます
- 短期的な回収力は高いがコモデティ化しやすい、ローリスクローリターンな技術
- 短期的な回収力は低いが唯一無二の技術となる可能性がある、ハイリスクハイリターンな技術
一つ目はプログラミング技術や印刷技術等、いわゆる職人芸的なものがそれにあたります。
当然クオリティの高い技術を保有している場合は、よりレバレッジが効きます。
しかし、競合に勝つためには熟練させる期間が必要となります。
二つ目は特許を取得するような研究技術がそれにあたります。
特許を取得することで、それに関わる技術製品・サービスが独占となり、
市場が大きくなる = 自社が大きくなる
という構図になります。
代替手段等が生まれることがリスクとなります。
いきなり二つ目を目指すよりも、
一つ目を長期的に行い、結果的に二つ目の技術ができるというケースが多いです。
インテルにみる技術動向
今回は特にインテルを例に株価と技術の動きを見ていこうと思います。
有名な法則に、
「ムーアの法則」
というものがあります。
それは、「18ヶ月で半導体の集積度が二倍になる」という法則です。
そして、それに従い事実集積度は指数関数的に増大しております。
こちらの記事によると、インテルはこれまでにイノベーションを6回行っています。
また、下記が株価となります。
株価とイノベーションを比較すると、
最後のNANDが生まれて以降ゆるゆると増加して
1995年 - 2000年 に高騰しました。
この時になにがあったかというと、
ITバブルの開始です。
つまりコンピュータ需要が増大したタイミングで、
インテルも合わせて大きくなったことが伺えます。
このように、独自の技術というのは市場に認められるには時間がかかりますが、
一方で需要が大きくなった瞬間、高騰していきます。
また、インテルは、
第七のイノベーションである、
「3Dクロスポイント」という技術を2015年に発表しました。
これがさらにIoTに活用されると一気に高騰することが予想されます。
まとめ
まずは、企業の売上を上げるためには資産が必要。
その資産の中でも技術という観点で見る。
また、その資産がどのタイミングで利用されるかを予想する。
こういった分析をすることで、
技術をベースにした分析ができるかと思います。
Q.投資の勉強を始めるにはどうすればいい? A.リスクを理解することから始めるべき。
投資の勉強
マネー教育という言葉が徐々に聞かれるようになってきました。
私も本ブログをやって、知識を身に着けつつあります。
今回の記事の結論からいうと
「投資の勉強はしたほうがいい」とまとめます。
そんな折、こんな記事を見つけました。
newspicks.com
NewsPicksが提供しているスポンサードの記事です。
スポンサーはカブドットコム証券です。
スポンサード記事ですので、当然カブドットコム証券のサービスに誘導することが落とし所なのですが、
内容はまっとうな内容かと思います。
その記事とは別に、このような本も読みました。
- 作者: 三田紀房,ファイナンシャルアカデミー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
内容としては、投資にまつわるエトセトラが書いております。
一点共通して書いていた内容が、
「投資とは応援することだ」
と書いておりました。
つまり、儲けよう儲けようという以上に、
「その会社が大きくなってほしいから投資する」
や
「その製品が出てほしいから投資する」
これが基本であるということが共通していた内容です。
ネタバレになってしまいますので、
詳しくは読んで理解いただければと思います。
なぜ勉強する必要があるのか
投資について勉強する必要がある理由を個人的に考えてみましたが、なんといっても一番は、
- 豊かに暮らすため
なのではないかと思います。
お金を減らし続けて消耗するより、
お金を増やし続けて豊かになるほうが圧倒的によい。
それを実現するための方法が投資であり、それは勉強する必要があります。
それでは、私自身勉強をするにあたって、最初のステップに適していることを書いていきます。
リスクについて
個人的には投資の勉強をするにあたって、資産に関わるリスクについて知ることが第一歩だと考えました。
リスクを定義すると、
「悪い方にころびやすい不確定要素」
と定義します。
具体的に資産に関わるリスクは下記のとおりかと思います。
1. 低成長リスク
2. 低金利リスク
3. インフレリスク
また、これらを総称して「カントリーリスク」
といえると感じます。
これらのリスクについては、
investor-n.hatenablog.com
こちらの記事にまとめておきます。
また、上記とは別のリスクで最も特殊なリスクが、
「何もしないリスク」
があります。
つまり具体例として挙げたリスクに対してリスクヘッジをしないことが既にリスクにさらされている状態といえます。
それぞれのリスクを理解した上で、しっかり対処を行うことが重要です。
まとめ
冒頭にも書きましたが、
「投資の勉強は確実にするべき」
です。
また、まず入り口として、
「日本で生まれたということだけで資産に関するリスクがある」
ということを認識し、
「どのようなリスクがあって、どのような対処方があるかを理解する」
という順番で進むと、投資に関する理解が深まるかと思います。
2/18 ~ 2/24で注目した経済ニュースまとめ
今回は全然pickup出来ませんでしたが、
経済ニュースを紹介していこうと思います。
AI・人工知能系ニュース
クレジットカードの不正利用検出にAIを使うというニュース。
AIを使うかどうかより、履歴をクロールする技術すらなく、それを導入しただけなのではないかとも。
不正利用のロジック人工知能がどう判断しているかが気になるポイント。
すごいけど、マジかよとも思う。 / “クレジットカードの不正利用検知にAI(人工知能)を使ったら、検知精度が5%から95%に急上昇!まさに人工知能、恐るべしです。 - クレジットカードの読みもの” https://t.co/UrozJStlpV
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月20日
ベンチャー系ニュース
早い話がSnapchatの音声版。
電話 => メール => 写真
というようにどんどんハイコンテキストになってきた歴史から考えると逆行している感がやや否めない。
代表はあの井口氏。今回は成功するのか?
こんな共同研究もあるのね。 / “〝出会わない系〟音声ソーシャルアプリ「baby」を開発するDoki Doki、京都大学イノベーションキャピタルからプレシードで5,000万円を資金調達 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)” https://t.co/ihHnooauoh
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月21日
ビジネス一般系ニュース
正社員不足がピックアップされているニュース。
まず、正社員以外を考えると、
- 経営者
- 業務委託
- バイト・非正規
このような勤務体系が考えられる。
まず、経営者・業務委託に関しては正社員に求められる力がありつつも自らそれを選んでいる人が多い。
一方で、バイト・非正規を見ると正社員に能力が達していないケースが多い。つまり自らその立場を選んでいる人が少ないということ。
今、世の中の問題はボトムの部分が成長しないことにあるのかと思う。ある意味、そこにビジネスチャンスがあるのか。
理由はその能力の人材がいないということかな。 / “企業の4割超が「正社員不足」 過去10年間で最多 (ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース” https://t.co/nqB0yGim6K
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月22日
老舗の破綻ニュース。
古い業界が新しいことをやらずに淘汰されていくのは当然のながれ、なのだけど、やはり歴史が長い企業は守っていく必要はある。それは国の資産だと思う。
老舗こそ新しいことをやらないと。 / 他3コメント https://t.co/dygCD1XZhM “「ダイヨの教育おりがみ」製造元が破産 創業120年:朝日新聞デジタル” https://t.co/g92jy1bevi
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月23日
2/11 ~ 2/17で注目した経済ニュースまとめ
この一週間本業がなまら忙しかったせいで、スパンが空いてしまいました。
ただ、いくつか気になるニュースは貯めておいたので、紹介していきます。
経済ニュース以外で気になるニュースがかなりおおかったですが。
株式系ニュース
このニュースの前か後ろで一気に落ちたけど、結局もとに戻りました。
優待目的な人が多い株なのでビビった人は多いかもと。
優待目的で保有している方はご注意を / 他7コメント https://t.co/9gKLzqao1r “ANAHD傘下の全日空、重要な経営課題について15時から記者会見 :日本経済新聞” https://t.co/YvQAs1ysOu
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月16日
ライザップの買収。以前はジーンズメイトで今週は「ぱど」。
メディア企業の買収金額 = スポットでの広告使用料
と考えると安いものかもと。
ガンガン稼いでるライザップからすると広告出稿費イコールくらいでメディア企業を買収するという戦略が取れるんだろうな。 / “「ぱど」を子会社化 RIZAP、約10億円で :日本経済新聞” https://t.co/2mjbWDlgiv
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月14日
株価にどういう影響を及ぼすかはわかならいけど、広告業界では得に大きな変化はないかと。
あるとすると、オプトの計測ツールADPLANの導入が強制力はなくなるだろうな。
お互いがきれいに別れられたのか。 / 他1コメント https://t.co/iMDEFF77wG “ネット広告のオプトと電通、資本・業務提携を解消 :日本経済新聞” https://t.co/Vf8DTm6N4a
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月13日
共同研究ニュース
まったく理解ができなかったけど、話題になった「水素水」の研究。
紀香の水素水とはまた違うのかな? / “日本トリム、九大、東大が共同で「電解水素水」について論文発表 活性酸素種除去能力の一部は水素ガスによるもの、さらに白金ナノコロイドが関与か? - ITmedia ヘルスケア” https://t.co/hZeQyh6NdL
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月13日
金融関係ニュース
銀行のカードローンも消費者金融も異常なほど広告をやっている = めちゃくちゃ儲かるということ
儲かるということはそれだけ金利の高い貸付だということ。
正直ATM手数料が無料という訴求の広告もあるけど、無料にするぐらい全然オッケーだろうな。
ぶっちゃけ闇金と変わらないシステム。 / 他5コメント https://t.co/eu8o2m1uYt “銀行カードローンを金融庁が問題視、多重債務の新たな温床|inside Enterprise|ダイヤモンド・オンライン” https://t.co/pXApeMBphO
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月15日
Fintechが与える影響。
個人的には、一個人の投資・金融リテラシーの向上が大きいと思う。
自分はマネーフォワードでFintechに触れ、投資で触れたことから、マネーフォワードは少なくとも個人が投資に興味を持つものとしては確立されているとサンプル1は思う。 / “IOSCOによる証券業へのFintechインパクト分析” https://t.co/D9E1rzvEk2
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月13日
その他のニュース
コメントにもあるように、JAの終わりが感じられることから、卸先も増え、競争が増すのかもと。
アグリテックはかなりチャンスだと思う。
ある意味変わるタイミングなのかもと。JAを通さず、別の卸先を探すチャンス / “「JAのコメ」に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入|週刊ダイヤモンドSCOOP|ダイヤモンド・オンライン” https://t.co/a35JZtSUdN
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月13日
ロボアドバイザー「THEO」の運用開始
「THEO」運用開始
以前、ロボアドバイザーの入金をしたという記事を書きました。
investor-n.hatenablog.com
「THEO」のフローとしては、
というフローなのですが、
入金からマイナンバー承認されるまでの期間が9営業日程あり、運用開始まで時間がかかってしまいました。
ただ、もう運用は開始されたので、実際にどんなものに投資しているのかを見ていきます。
インフレヘッジ
インフレヘッジで投資している銘柄はこちらです。
いくつかありますが、
先物系
株式
リート
社債
という風にわかれており、
特に株式はインフラ系となっていることから、インフラ系の株式はインフレに強いという判断を「THEO」がしていることがわかります。
またインカムの社債と比較した場合、現地通貨の新興国社債はインフレヘッジに分類されております。
現在の運用結果
このようになりました。まだはじめたばかりなので、一喜一憂することはないですが、ひとまず上がっております。
まとめ
「THEO」ははじめに決めたロジックに従い、投資をしています。
なので、何を保有しているか・何に投資しているかを見ることで、
この銘柄はこういうリスクに強いということがわかります。
ほったらかし投資できること以外にもメリットとして、銘柄ごとの特性がわかるというメリットがあることがわかりました。
その後の経過
2/6 ~ 2/10で注目した経済ニュースまとめ
フィンテック系ニュース
より投資が身近になるようなニュースとして、「One Tap BUY」というサービスがリリースされました。
タイトルでは3タップで株を売買とありますが、サービス名は「One Tap BUY」というあまり本質ではないところに目がいってしまった。。。
名前と記事のタイトルの齟齬が… / 他1コメント https://t.co/MCvzYGbKKa “3タップで株を売買できるアプリ「One Tap BUY」、日本株の取り扱いを開始 - CNET Japan” https://t.co/EXvvTOAf9J
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月6日
日本ではマネーフォワードという方法で銀行を一括管理できるけど、銀行が公式にこういったリリースを出すのは面白い。
会計ソフトと銀行の連携 / “JPモルガンによるIntuitへのAPI提供” https://t.co/Igngme6JP7
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月10日
投資関連ニュース
昔、ハンターハンターでも同じようなことをやってたけど。種銭がやや少なくなかなか大変そうだなとも。
ただ、投資の勉強は実際に投資してみる以上に効率よいものはない気がする。
これは面白い企画! / “「もし大学生が投資を始めたら1年間でどうなるのか」という企画です | News VESTA” https://t.co/vBdbfImNbi
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月7日
大手銀行がついに金利を0.00%にしたというニュース。投資信託等への需要がますます高まってくるだろうな。。
ますます投資の重要性が増す出来事。 / 他25コメント https://t.co/j3P5l1YuZI “三菱UFJとみずほ銀、ついに預金利回「0.00%」-マイナス金利1年 (Bloomberg) - Yahoo!ニュース” https://t.co/X6yZxqz6XA
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月10日
今年から急激にソーシャルレンディング系のニュースが増えた気がする。
今年に入って記事が多い気がする / 他2コメント https://t.co/XXjv4B3YV5 “ソーシャルレンディングの仕組みについて理解しよう【×CROWDPORT】 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)” https://t.co/RZVyAIVnyT
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月10日
ベンチャー・IPO関連ニュース
ほぼ日が上場というニュース。
今後の事業の広げ方に期待が。
なんとほぼ日が上場! 調達してなにをやるかと、ステマ疑惑がどう働くか。 / 他33コメント https://t.co/4eqWZWXU6V “糸井重里氏の「ほぼ日」、3月にも上場 東証に申請 :日本経済新聞” https://t.co/KRWJSMzvqB
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月6日
ZOZOTOWNのツケ払いがかなりよい方向へ進んだというニュース。
一方で手数料が増える分集金プラットフォームのGMOペイメントゲートウェイも同様に伸ばすという見解もありました。
ZozoよりもGMO PGが伸びているという話も。 / 他27コメント https://t.co/tylt2CHFRS “ZOZOTOWN絶好調の背景に『ツケ払い』あり? - ゆとりずむ” https://t.co/3QEiY2AWF8
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
広告業界にいる身としては、ネット広告によるブランディングが行われることからアンケートの需要はますます高まっていくと考えられます。
アンケートの需要は高まっていくだろうな。 / 他2コメント https://t.co/vw3l07g4ZW “マクロミル再上場へ 来月にも、ファンド傘下で基盤強化 :日本経済新聞” https://t.co/BaPknbKkYy
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
一方で獲得系と呼ばれる広告がメインのLINEではあまり広告の売上は期待できないかと。どうしても焼畑商法になりがちなネット広告。繰り返される次の焼畑がLINEになっているだけ。
広告業界にいると、LINEの広告売上に期待 できないのは肌感でわかる。 / “LINE急落、上場来安値に 市場が失望した3つの理由 – MONEY PLUS” https://t.co/oMFF5xp1wQ
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
AI・人工知能ニュース
もともとトレーディングに使うという理由からAIの研究が一番盛んだった金融。
ここを発信に他の使われ方ももっと研究が進むのかなと。
様々なAIの使い方について / 他3コメント https://t.co/ADeLpR0jiX “金融機関 資金の運用や営業にAIの活用広がる | NHKニュース” https://t.co/7r7d3LXiaI
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月5日
2記事まとめてコメントすると、AIによってなくなる仕事の一つに投資系があるけど、それがまさに現在進行形で行われているような記事。
ロボアドバイザーではなく、ヘッジファンドがAI化 / “100%人工知能のヘッジファンド誕生-株取引に人間の感情は邪魔か - Bloomberg” https://t.co/R5WAmfxxgu
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月7日
人工知能の登場によって、なくなる職業を体現してる。 / 他4コメント https://t.co/5AuYhpHrSd “人工知能による自動化が進むゴールドマン・サックス、人間のトレーダーは600人から2人へ - GIGAZINE” https://t.co/DALeuNbL4J
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
共同研究系ニュース
やはり見返すと東大系の共同研究が多いイメージ。
グンゼと京大の研究は生活にも大きく関わってくることから期待値は高い。
東大とNTTの共同研究。 / “東大とNTT、AIで糖尿病患者の通院中断を推定 :日本経済新聞” https://t.co/dpT1LSRKKk
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月6日
千葉市と東大、その企業との共同研究 / “道路補修判定・管理を自動化、千葉市や東京大学などが公道での実証開始へ | 新・公民連携最前線 PPPまちづくり” https://t.co/0iCwcGabqC
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月7日
音楽習得のメカニズムについて / “音楽習得に関係する脳のメカニズム、東京大学などが研究 | 大学ジャーナルオンライン” https://t.co/tn56nWljC6
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
北大・日立の共同研究 / “AMEDの医療機器開発プロジェクトを共同受託 北大と日立|ニフティニュース” https://t.co/I7XEiMhmzr
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
人口軟骨の研究。軟骨は自然治癒が出来ないから 需要はでかいかな。 / “人工軟骨材料の実用化に向け、産学共同研究を開始 - MONOist(モノイスト)” https://t.co/vxpWVjuVfq
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月8日
MITと東大によるバイリンガル化のメカニズム / “多言語習得のメカニズムと効果 脳科学的調査|高知新聞” https://t.co/ZOoIOhMAQi
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月9日
シスメックス株式会社と東大による研究 / “東京大学とがんおよび希少性疾患に関する共同研究契約を締結 | 企業情報 | Sysmex” https://t.co/xOl1apvzzg
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月9日
京都大学とグンゼの共同研究が科学誌に掲載 / “京都大学との共同研究論文が科学誌『Biomaterials(バイオマテリアルズ)』に掲載|グンゼ株式会社のプレスリリース” https://t.co/5LNpQSJWPW
— マーケター視点の株式投資@はてなブログ (@investor_25) 2017年2月10日
ロボアドバイザー「THEO」のリスクについての考え方
リスクとリターンによるポートフォリオ構成
ロボアドバイザー「THEO」では、いくつかの質問によってリスク許容度を算出しその個人のポートフォリオを決めていきます。
- リスク許容度
- リターン期待値
こちらは常にトレードオフとなります。
私の場合は、こちらの記事にも書いておりますが、
investor-n.hatenablog.com
そのポートフォリオ構成からリスク許容度は大きく、グロース中心のポートフォリオ構成となっております。
そこで、いくつかリスクという言葉がでてきましたが、
具体的に「THEO」ではどのようなリスクがあるということを示しているか、見ていきます。
3つの「機能別ポートフォリオ」
弊社では、日本の経済には3つの大きなリスクがあると考え、それぞれのリスクに対応するために、3つの「機能別ポートフォリオ」を採用しています。
「THEO」にアクセスし、解説をみると上記のようなことが書かれております。
ポイントとしては、
- 日本経済 3つのリスク
- 3つのリスクに対応した「機能別ポートフォリオ」
ここでいう「機能別ポートフォリオ」とは、そのリスクに対応するような機能を持つ形でポートフォリオを組むということを意味しています。
引き続き引用をみていくと、
3つのリスクは
- 低成長リスク
- 低金利リスク
- インフレリスク
があるという示しております。
そこでそれぞれに対応するポートフォリオが、
という機能別ポートフォリオとなります。
一つ一つ解説を見ていきましょう。
低成長リスクとグロースポートフォリオについて
日本は人口減などの影響で、将来的な大きな生産力増大を期待することが難しい状況です。このため、海外の成長に効果的に投資することがそのリスク回避策となります。この観点で、新興国や成長力の高い先進国の企業の株式に投資を行うのがグロースポートフォリオとなります。
内容をみると、日本の成長が遅れているので、新興国・先進国に積極的に投資していこうという考え方です。
基本的に「THEO」ではインデックス型の運用となります。
つまり、ある指数と連動させた運用となりますが、その際日本の指数・指標と連動させていくと日本は低成長になるため、キャピタルゲインが見込めないばかりか下がってしまうリスクがあります。
それを考えた上で、新興国・先進国の指標を用いてポートフォリオを組み、低成長に対するリスクヘッジを行います。
低金利リスクとインカムポートフォリオについて
例えば、日本で通常の貯金を行うと金利はおよそ0.03%しか付きません。日本企業の社債も金利に連動し、低い水準に収まっています。このため、投資に見合う金利収入を得ると同時に、ポートフォリオの価格変動を抑えるには、海外の債券に投資をすることが有効な策となります。この観点で、先進国や新興国の社債に投資を行うのがインカムポートフォリオとなります。
ザックリ説明すると、日本での銀行金利でのインカムが見込めないので、海外の債権に対し投資をし、金利を上げていこうという戦略です。
特に昨年、マイナス金利を実行したことから日本はさらに金利が下がってくる可能性があります。
そこでグロースポートフォリオと同様、先進国や新興国の社債に対して投資します。
インフレリスクとインフレヘッジポートフォリオについて
日本ではこれまでデフレ(物価の下落)が続き、生活者にとって好ましい状況になっていましたが、アベノミクス以降、政府ではインフレへの移行を目指しています。物価が上昇すると、同じお金で買えるものが少なくなるため、実質的な資産価値が減ってしまうことになります。このリスクに対応するのが貴金属や通貨に投資をするインフレヘッジポートフォリオとなります。
いつ、物価が上昇するかわからない時代になってきています。物価が上がると、現在の通貨の価値が相対的に下がるため、
「物価が2倍になる => 現金の価値が1/2になる」
というロジックがなりたちます。
なので、その分「物」や「別の通貨」を持つことでリスクヘッジする。それがインフレヘッジポートフォリオです。
まとめ
「THEO」では3つのリスクから3つの機能別ポートフォリオを構成する仕組みとなっています。
「THEO」での投資をしないまでも、
自分のリスク許容度からどのようなポートフォリオを組むべきかを分析するところまでは行ってみてはいかがでしょうか?
参考図書
- 作者: お金のデザイン
- 出版社/メーカー: 金融財政事情研究会
- 発売日: 2016/11/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る